贈答品を包む

冠婚葬祭などのフォーマルな場で活躍するのが、袱紗（ふくさ）などの「風呂敷」でありますがフォーマルな場で使用する際のルールやマナーの基本を理解していないという方は少なくないのではないでしょうか。「お祝い事」「お悔やみ事」には、それぞれにふさわしいマナーがあります。風呂敷の包装の仕方、色や柄など1つ1つが皆さんの気持ちを込めた意味を表しますので、大人のマナーとして正しいルールを理解しておきましょう。最近では目上のかたに贈答品をお届けする際に「風呂敷」ではなく、紙袋などをご利用になる方もいらっしゃるとは思われますが、そのような場合にも、贈答品に使用する包装紙や紙袋などの色・柄・包み方などに失礼にあたる点はないかどうかを細部に渡りチェックすることが大切です。百貨店やデパート、オンラインショップなどでも、ラッピングサービスなどが充実しておりますので、贈答品の用途を伝えるだけでシチュエーションに適したギフトラッピングを行ってくれますが、大切な相手の方にお渡しするまでのチェックは、他人任せにするのではなく皆さん自身がきちんと行うべきです。