物を運ぶ際に、緩衝材というものが必要になります。なぜなら、ただ配送物を運ぶだけでは、運ぶ際の衝撃によって、配送物が傷ついてしまう可能性があるからです。しかし、闇雲に緩衝材を置けばいい、というものでもありません。
では、どのように置けば良いのでしょうか。
それには、せん断抵抗力を理解することが有効です。せん断抵抗力とは、物体が加えられた力に逆らうような力のことです。
この力は緩衝材に置いても発生するため、衝撃を受けた際に、緩衝材にうまく沈み込まず、配送物にかかる衝撃を吸収しきれなくなり、配送物が傷ついてしまう可能性が高いのです。
ですから、せん断抵抗力が生じないような緩衝材の起き方をすることが重要です。それにはそれなりの専門知識が必要ですが、しかし、すぐに習得することができます。
ぜひ、勉強し、できるだけ配送物を傷つけないように緩衝材を設置しましょう。